勉強のモチベーションを維持するために有効な考え方

「勉強のモチベーションが上がらない」「モチベーションの浮き沈みが激しい」「モチベーションの高いときはガンガン勉強できるけど、気が付いたら手付かずになっていてやる気が起きない」

などの『勉強のモチベーションの維持』に関して悩んでいる人は少なくないようです。そんなときにモチベーションを維持する有効な方法や考え方が出来ればいいのですが、なかなかそうも上手くいかない日々へメスを入れる入れるべく今回の記事を書いてみたいと思います。

モチベーションを下げないために

人間誰しも、気分の浮き沈みはあるものです。ここで気を付ける必要があるのは、特に真面目な人をほどそんな無気力になってしまった自分に対して「自分はなんて根気がないんだ」と責めたり落ち込んだりして更にやる気とエネルギーを削いでいってしまうという悪循環にハマってしまうということがあります。

「モチベーションが落ちてしまった」という状況は既に過ぎ去ってしまった変えようがない事実ですし、そこに執着してしまって抜けられなくなっては元も子もないので、いったんはそれを受け入れて流すぐらいの気持ちが必要です。とは言っても真面目な人にとってはそれすらも難関だったりするのですが、一旦は「仕方ない」と開き直るぐらいの器は欲しいものです。

要は下がってしまったモチベーションを更に下げないスキルを身につけましょうということです。

万が一更にモチベーションを落まったときには、「辞めてみる」というのも一つの策だと私は思います。そのまま机にしがみついて、その内に「モチベーションが復活してきた」というのならそれに越したことはないです。

しかしどうしてもモチベーションが復活しないのであれば一旦勉強のことは忘れてしまって遊ぶなり趣味を楽しんでみるのもいいと思います。勉強することが本当にあなたにとって必要なのであれば、再び思い出したように机に向かい出すでしょうし、それっきりになってしまったのであれば、所詮は今のあなたにとって、もしくは金輪際、『勉強をするという行為はそれまでのものだったと言わざるを得ません。

それはそれでどうしようもない事実なのです。

自転車はこぎ続けているからスムーズに進む

「自転車を運転したことがない」という人はほとんどいないかと思いますが、自転車を運転するときに一番エネルギーを必要とするのは言わずもがな「発進するとき」です。自転車に限らず家電にしろ車やバイクのエンジンにしろ、一番エネルギーを消耗するのはスイッチを入れたりアクセルを入れたときなのです。

一旦回転し始めた部品は、あとは少しど動力で回り続けます。人間の脳みそもこれと非常に良く似た働きをする側面があります。

つまり勉強も、モチベーションを維持したいと考えたとき、常に『動力を与え続けようする』意識は必要です。自転車や車も一旦走り始めるとあとは少しの動力で楽に進みますが、一旦走り始めればあとは勝手に走り続けるかと言えば決してそんなことはありません。

家電にしても動き続けることができるのは絶えず電力が供給されているからです。

それと同じように、勉強に関しても『常に動力を与え続けよう』とする意識は必要かと思います。

毎日少しだけでも取り組む

どうにもこうにも勉強のモチベーションの維持ができないという問題を一番手っ取り早く解消し、最も有効でかつ原始的な方法はこの『常に少しだけでも取り組み続ける』ということです。

もしかすると劇的なモチベーションの上昇にはならないかも知れませんが、少なくとも『完全に意欲を失う』という事態にはなりません。このときのポイントはこの『少しだけでも』という意識です。例えば毎日教科書1ページだけ、半ページならそれでもいいでしょう。

意外にもこの「少しだけでもやってみよう」と思ってやると少しでは収まらずスイスイ進むということは珍しくありません。仮に本当に半ページだけしかやらなかったとしても予めその予定だったので変に落ち込むことも自分を責めることもありません。

そしてこの「少しだけでも」を続けていれば、「少しだけ」では収まらずに勉強がはかどってしまったときはその勢いに任せて進めるだけやれる日や時期がきます。それで仮に次の日は半ページしかできなかったとしても、その分量が本来の予定ですからそれで元々オッケーということです。

爆発的にモチベーション上げるために、モチベーションが復活するまでは思い切って勉強から離れるということも時には効果的なこともありますが、ある程度まで上がったモチベーションを下げないための維持法としての取り組みであるならば、この「毎日少しだけでも」という取り組みは非常に効果的です。

毎日とは言っていますが、当然完全に休む日を設けることも問題ありません。ある程度の知識を連続でインプットしているということが前提になりますが、例えばこの日(今日)はやらないと決めたらやらずに勉強のこと忘れる日を週1、2回設けることが記憶の定着にも役立ちます。この頻度も個人のペースによって相性がありますから一概には言えませんが、自分なりに探って休む頻度を決めていくのもいいでしょう。

ちなみにこのモチベーション維持法は長期的な取り組みによって効果が発揮されるものですので、時間がない人や期間限られている人にとってはもっと極端に『気合いをいれる』か『諦めるか』の思い切った方法が必要になることになるのは言うまでもありません。


モチベーションを失ってしまう人

変に完璧主義だったり、気合いを入れすぎて失敗してしまう人というのは、『一気にやってしまわなければならない』と思ってしまいます。それで教科書を半ページだけしか進められなかった自分に悔み失望するのです。

結果更にモチベーションが落ちてしまい、最初に気合いを入れてかかったエネルギー量には全然見合わないリターンしか得られないということが起こり得ます。『ついにはもう勉強したくない』という観念に囚われてしまい、1年後には「1日半ページでもやればいいや」という気楽な構えで勉強に取り組んできた比較としては雲泥の差が生まれてしまいます。

もちろん人生には気合を入れて取り組むことが必要なタイミングもあるかも知れませんし、気合いを入れてうまくいく人というのもいます。しかし変な完璧主義や『一気教』に陥って完全に0で終わってしまうよりは、お気楽なのらりくらりが後にとてつもなく大きな成果に繋がったというような事実は少なくないです。

それ結局何にもならなかった(ということはほぼありませんが)というのであれば、それはあなたが気持ちの奥底から目指した道ではなかったということです。

もしくはその『点』が後に見つけたやりたいことという『点』に繋がって『線』を生むかも知れませんし、今のあなたにとっては必要なかったというだけで、後に「また改めて勉強したい」と思える日がくるかも知れません。人間そうして取組んで学んだ知識こそ、人生や社会に活きる良質なものとなるんだと私は思います。

当時は分かりませんでした。

しかし10年後から振り返ってみると、(過去における点と点が繋がり線になっているということが)ハッキリと見える

-スティーブ・ジョブズ-

人生は1場面だけを切り取って見てみてもなんの価値もありません。『全体』というストーリーの中で1場面としての価値が生まれてくるのです。

スティーブ・ジョブズは大学を途中でドロップアウトしていますが、結果的にそれが『最良の決断』だったと語っています。ちなみに私は芸人の北野武さんが好きなのですが、彼もスティーブ・ジョブズと同じようなことを述べていて、当時通っていた明治大学の在学中に『大学を辞める』という決断が『自分の人生』としての始まりだった、それがなければ今の自分はなかったというような内容をご自身の著書で述べられています。

場面だけで見ると単なる『失敗』『落胆』であるものが、人生全体で見るとその後の大成功に繋がる部品ともなり得るわけですし、オウム真理教の一連事件のように有名大学出身の超エリートが、その優秀さ故に凶悪犯罪に加担することになってしまうことだってあります。

何も「勉強をあきらめるべきだ」とか「辞めろ」とかそういう話をしている訳ではありません。

『場面』は『全体というストーリー』の中で初めて価値を持つという事実を踏まえた上で、毎日少しだけでも取り組むという肩の力を抜いたスタイルで取り組む方が、無駄に落ち込んだり切羽詰まった表情になってしまうよりも遥かにいいモチベーションの維持に繋がるかもしれません。

ソフトバンクの孫正義さんなんかは「若い頃は起きている間中勉強していた」と語っていましたが、そういった人はある意味で特別です。それは内面から湧き出る抑えがたい衝動がそうさせたのであって、それは「モチベーション上がり下がり」や「維持」云々とは次元が違います。だから孫さんは凄いのです。

あなたがそうではないのであれば、その事実をあっさり認めてしまって『気楽』に構えた方が遥かに最善の結果になるんじゃないかという話です。変な完璧主義や気構えは逆に足かせとなるというのはそこに本質があります。

勉強のモチベーション維持のために最も重要なこと

これは私のモチベーション関連記事の中で再三言っていることなのですが、このポイントが抜けていてはモチベーションを上げるとか維持するとか以前の問題なのでくどいようですがここでもお伝えしておきます。

人間自分の心からやりたいことでないと、気力もモチベーションも上がることはありません。勉強が直接のやりたいことではないと思います。勉強して手に入れたい未来、変えたい未来があるからこそ勉強するのではないでしょうか。

もちろん勉強そのものが楽しくて勉強にハマれるならば最高ですが、多くの人はそうは感じられないと思います。

やはり勉強した先にある『ゴール』を見つめるから人は行動できるのです。なのでこのゴールがないことにはモチベーションも上がらなくて当然ですし、仮にゴールを掲げていたとしても、それが実は自分のやりたい事になっている『つもり』になってしまっていてもモチベーションは上がりません。

あなたの心から求めるやりたいこと、手に入れたい未来、want toの世界は何なのでしょうか。「勉強」「モチベーション」関連の記事はこちらもご覧ください。⇒永続的な勉強のモチベーションを上げる方法はあるのか?

まとめ

いかがでしたでしょうか。

モチベーションの問題も突き詰めていくと「セルフイメージ」「潜在意識」とか「植え付けられた信念、思い込み」など細かく多岐に分析できるのですが、全てをお話ししようとするとかなりテクニカルな内容になり、文章だけで伝えるというのもなかなか一筋縄にはいきません。

なので今回の記事では最も根源的、かつシンプルな勉強のモチベーション維持のための考え方についてご紹介しました。仮にどんなやりたいことをするにも、必ず時として少しの根性や忍耐が必要とされる場面はあります。

その本当にやりたいことをやるときの練習として今は勉強に取り組んでみればいいのではないでしょうか。それでもやりたくないのであればいっそのことキッパリ辞めるということも1つの決断です。それはあなたに「勉強する必要はない」ということからです。

でも辞めるのに踏ん切りがつかないというのであれば『自分の意思で』やればいいのではないでしょうか。


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