勉強のやる気の出し方とは?危機的状況と野生エネルギー

勉強のやる気が出ない。別に今そこそこの生活もできていて、でもかといって現状にも満足できない何だか宙ぶらりんな気持ち。

特にこれとった不満もなく、でも満足感もやる気も感じられない。

これ一番危険な状態かもしれません。今回は勉強のやる気の出し方について、”危機的状況と野生本能”というテーマから、現状を突破するための非常に有効なお話しをしてみたいと思います。

満腹な生活があなたをダメにする?

人間とは本来野生の生き物で、森やジャングルで生活をしていた時代がかつてありました。

こういった時代、周囲には敵となる生物、動物と共に生活しているようなもので、いつ『喰うか喰われるか』すなわち『今日生きるか死ぬか』という『死』と隣り合わせの常に危機的状況の中で野生生活を行っていたに違いありません。

「今日食べるものをいかに調達するか」という生命維持のためのミッションを中心に四六時中生活していた時代には、『やる気』云々考える前に獲物を取りにいかないと、自分と自分の家族の命すら危ないという状況です。

しかし時代が進歩するにつれて、あらゆるものがシステム化、そして整備されていきクリーンで秩序立った世界になっていきます。もしろんこれはこれで素晴らしいことで、私を含め人類は今得た快適な生活を自ら捨てることは難しいと思います。

しかしその快適な生活なだけに、注意しておかなければ、『快適な生活』という現状に気持ちがとどまってしまい、人間本来が持つ、野性的で行動的なエネルギーというものが削がれてしまうという側面があります。

満腹状態になったライオンは行動しない

ライオンと言えば、ほとんどの人が頭の中で持つイメージと言えば『獰猛で狂暴な肉食動物』の姿だと思います。確かに草食動物や人間をも襲う狂暴な面があることは真実なのですが、ライオンが狂暴な姿で他の動物に食らいつくときというのは、『空腹状態』のときだけなのだそうです。

実は食事を終えて満腹状態になったライオンというのは、自分やその家族が他のなんらかの生物から威嚇されたり身の危険が及ばなければ、攻撃をするということはなく基本的には寝ているだけなんだそうです。

これ人間に当てはめてもほとんど同じだと思うんです。

規則正しい生活を送れる快適な家と必要な電気が揃っていて、冷蔵庫には食材が蓄えられており、なければ近所のスーパーやコンビニ、飲食店ですぐに調達、食事もできる完璧な状態が揃っていれば、特別に野心でも強くない限りそんなにやる気を出して何らかの活動に取り組む必要もないわけです。

この快適な状態だけにしか慣れ親しんでいなければ、特別強い野心や願望がなければ(あるいはあったとしても)仕事や勉強の意欲、やる気といったような人間が本来動物として持っている野性的な本能が削がれてしまうということがあってもなんら不思議なことはないと思うんです。

人間がやる気を出し行動力を発揮するのは『願望、欲求の達成』『危険、恐怖からの回避』のときだけ

現代日本において、戦争、ワーキングプアの問題が取りざたされることはあるにしても、それを強い臨場感と肌身で感じて生活している人というのは少数であり、ほとんどの人は生命の存続を脅かすほどの飢餓、危険、恐怖からは守られており少なくとも現状は安全に、平和に生活できているはずです。

かといって整った社会システムのおかげで欲求もそこそこに満たされているので、やる気やモチベーションを起こす必要も理由ほとんどの人にとってないわけです。

ただ、人間が本当にやる気とエネルギーを発揮し、行動するときというのは『願望、欲求の達成』『危険、恐怖からの回避』を行う2つのパターンだけなんですね。勉強や仕事のやる気の出し方は、この2つのパターンを上手く組み合わせて用いるのです。

まず1つ目のステップは『あなたが何のために勉強するのか』という理由を明確にする必要があります。心から「達成したい」と強く願える願望、夢、ゴールを掲げ、その達成のために必要な勉強をするという意識です。

そしてもう1つ両輪として活用したいのは『危機的状況』すなわち追い込まれたときに発揮する、早くここから脱出したいという極限に置かれているときの心理状態。これを活力剤として、やる気、エネルギーに変えるということです。

1つ目のステップについてはこのブログでもよくお話していますし、立てた目標やゴールに対して気力が落ちてしまったときのやる気の出し方についてもう一歩解説してみたいと思いました。

ですので今回の記事ではもう1つ両輪として活用したい、自らを”危機的状況”に追い込むというやる気の出し方についてもう少し深堀りしてみたいと思います。

勉強のやる気の出し方のヒントは”空腹状態のライオン”から学ぶ

個性とメッセージが鋭くて、世に圧倒的な頭角を現して活躍している人達というのがいます。私はよく好きで、そういった人達が今いるその地点に至るまでのストーリーを調べてみたりします。

主観ではありますがそこで私がいつも感じるのは、世に圧倒的な価値を生み出し活躍している影響力の強い人というのは、人生のどこかの段階でもはや”飢餓”とも呼べるほどの危機的状況をくぐり抜けてきた人が多いということを感じます。それは危機的状況という『この現状を何としても打破したい』と強く思わざるを得ないような、ある種の野生本能的エネルギーを原動力に進んできた人達です。

言わば”空腹状態のライオン”のように、野性的エネルギーを原動力にしてきた部分が少なくないはずです。

とは言ってもあまり深刻に捉えないでほしいのですが、本格的に「飢餓状態で窮地に追い込む」とか、「修行」しろとか言っているのではありません。危機的状況が生み出す、野性的なエネルギーとやる気の出し方のエッセンスを、現状の生活に支障をきたさない程度で効率的に取り込めないか?と考えるのです。

先に上げた成功者の人達の例は、たまたま窮地に立たされるような現状に陥ってしまい、そこから這い上がってきたという経験をしてきたわけです。もちろんそこから今の状況に至るまでの過程で得た忍耐力や知識は紛れもなく尊敬に値するものです。

ですが今回『勉強のやる気の出し方』について説明するのは、得たい未来を得て『今よりもハッピーな状態』を目指すためのものなので、本当の窮地に立たされては本末転倒です。


得たい未来を得て『今よりハッピー』になるために、目先の一時的満足を犠牲にする

私自身、過去の経験から感じるのですが、何か効果的に成果を上げたり、一気にスキルを伸ばすことができた時期というのは、その生活面を一言で表現すればば”不摂生状態”でありました。

モチベーションを上げる食べ物、心と身体は食べ物から

先日こちらの記事に書いた『栄養バランスの取れた食事』の大切さについて述べました。一見して今回述べた”不摂生状態”のことを書いたのは矛盾を感じるかもしれません。これはこれで事実であり、非常に大切な考え方であるには違いありません。いや食生活メインはやはりこの記事に書いたことを軸として考えてもらいたいのです。

ですが変わらずこれを一定して保っている状態というのも、ある意味で心が何かに固執しているのかな?という気がするというのと、冒頭でお話したこの一定して安全で規則正しい食生活だけを保って「安心状態」が続くと、危機的状況の感覚な薄らいでいき、動物本来の野性的エネルギー、つまりやる気が削がれていってしまうという側面があることは否めません。

それと、この不摂生状態という考え方は、何も食事のことだけにとどまりません。大事なのは『規則正しいだけの生活を意図的に壊す日を月に一度は設けてみる』ということです。

何だか斬新に感じるかもしれません。私達が幼い頃から良しとして教えられてきたのは『規則正しい生活』です。もちろんこれはこれで大事なのです。いやメインはやはりこの『規則正しい生活』を柱として据えておくというのが大前提ではあります。

これで上手い具合にやる気とモチベーションが保たれて日々スムーズにいっている場合はそれを保った方がいいです。ですがただ一定しただけのリズムに、マンネリ化ややる気の低下が起こったときなどは、この一定のリズムを敢えて壊してみることが現状の打破に繋がるのです。

では具体的にどういった不摂生状態を作るのか説明します。

  • 断食をしてみる
  • 1日3食の内、1~2食の食事を抜いてみる
  • 食事をおやつだけにして、満たされない状態にしてみる
  • 夜遅く、明け方まで勉強、作業に没頭してみる
  • 寝不足で勉強にチャレンジしてみる

などなどこういった感じです。これらは、意図的に空腹状態や、「寝たい」といった欲求を敢えて満たさせずにフラストレーションを溜め、動物としてのちょっとした『危機的状況』に追い込むわけです。

そしてその溜まったフラストレーションを、『現状を打破したい』という野性的エネルギーを生成する、という方向にもっていくやる気の出し方です。

いずれにしても少しの度胸や根性を試す必要はありますが、これやってみると、ふと気が付いたら無心で勉強や作業に没頭している自分に気が付きます。それで集中力が切れたら、コーヒーを飲んだり、好きな本を読んだり、ストレッチをして休憩をはさみながら、また勉強を再開します。

もっと楽に効率的な方法はないの?と思われたかもしれませんが、そんなのありません。何をするにも勇気とチャレンジ精神を出せない人は、ある分野で卓越したり人生を変えることはできません。

あとは逆に、やりたくないときは思い切りやらない。という選択肢もありです。それで辞めてしまうようなことだったら、それまでの気持ちだったということですので、もう一度自分の心に向き合って今一度自分は何がしたいのかを見つめてみる。そこで何か別のやりたいことが見つかればそこにやる気とエネルギーを注ぎ込めばいいのです。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。↓

永続的な勉強のモチベーションを上げる方法はあるのか?

注意点

話を戻しまして、勉強や作業の合間に取る休憩時に注意すべき点として挙げたいのが、テレビとスマホは絶対に見ないということです。これらを見出すと”終わらない休憩”になってしまってそのうちにダラダラと寝てしまう可能性が極めて高いです。

スマホに関しては、勉強に関する内容や、自分なりにやる気を上げるためのコンテンツを見るだけに留めることができる自制心がある人なら構いませんが、ほとんどの人がそうはいかずに、夢の二次元世界へと見事に吸い込まれていってしまいます。

それではかえって自分を堕落させてしまいます。今実践しているのは”「やる気の出し方」として、意図的に行う不摂生”であることを覚えておく必要があります。

今既に、怠惰での不摂生状態に陥っている人であれば、生活の規則正しさ、栄養バランスの取れた食事をする方向に軸の変化を起こすことが、心理的変化に繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、若干ひねりのある考え方をベースにした勉強のやる気の出し方をご紹介しました。

危機的状況に追い込まれた動物が見せる、馬鹿力。そのメカニズムを少しだけ解剖して、安心安全な心理状況に定まってしまいやすい現代の生活へ意図的に取り込む。

堅苦しく深刻に捉えるものではなく、”ちょっとした危機的状況”を自分の身に作り、人間という動物が本来持つ野性的感覚を定期的に引っ張り出す工夫です。

仕事にも勉強にも応用して用いることができるはずですので、是非研究して本来の生物本来の感覚を改めて体感してみることで得られる何かがあるに違いありません。


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