次世代へ向け『転職と仕事のモチベーション』に見る人生で最重要な心のシグナル

「何だか仕事のモチベーションが上がらない・・・」と浮かない日々が続いている。「今日こそは!」「今日こそは!」と気合を入れ直したつもり。ところが時間が経った頃、ふと気が付くとまたいつも通り冴えない表情と気持ちで仕事をしている自分がいる。

「なぜ自分はこうも意思が弱いのか・・」と自責の念に駆られては更にモチベーションも効率も落ちて要らぬ心の負債をまたしても増やしてしまう・・。

こんな事なら「転職してモチベーション共々に心機一転してやろうか」と思ったとき、『今』だけでなく『次世代』をも見据え、未来の自分の在りたい姿から現在を見つめ、これからの仕事や人生に対する価値観、私なりに思うあなたが職を選ぶ際に重要なヒントとなる部分をお伝えできればと思いこの記事を書きます。

モチベーションという言葉の意味を考えてみる

「人って楽しいことして遊んでいるとき、自分の好きなことをやっているときって夢中になれるんですよ」これは私がある人に言われた言葉です。誰しも1度は経験があるのでないでしょうか。

例えば時間が経つのも忘れてハマったゲーム、遊び、スポーツ、趣味、テレビや漫画、本、勉強etc…1度何かにハマったら、何度も何度もそれをやりたいと思って体が勝手に動きますよね。

でもそれってどうして誰に強制されるでもなく、自分にムチを打つでもなく、何度も何度も繰り返し飽きることなくやれるのですか?それはやっていて楽しいから、興味があるからですよね。これが動機、つまりモチベーションですよね。非常にシンプルです。

モチベーション=動機

モチベーションの和訳は「動機」です。では動機という言葉の真に意味する部分とは一体何なのでしょうか。

  • 人が心を決めたり、行動を起こしたりする直接の心的原因のこと。目的とは異なる。
  • 行動・意欲を規定する根拠となるもの。
  • 倫理学で、対象または目的の観念に導かれた衝動や欲望。
  • 心理学で、行動を引き起こす意識的・無意識的原因。

出典元 : 動機-Wikipedia

1番目にある『人が心を決めたり、行動を起こしたりする直接の心的原因のこと。』とありますが、例えば「最近ハマっているあのゲームがしたい」と思ったとき、その動機は何でしょうか?シンプルに「楽しいから」「クリアしたときの達成感、気持ちよさを感じたいから」ではないでしょうか。

その動機に突き動かされて、誰に言われるでもなく、なんなら親の目を盗んででもあなたはゲームをスタンバイ、起動させるというアクションを起こします。

例えばですが、そのような気持ちで自然と仕事に取り組めたら最高じゃないでしょうか。ここで重要なのはあなたがどういう動機を持ってその仕事をやっているのか。なぜその仕事をやっているのか。という問いに答えらるかどうかです。

「モチベーションが上がらない」という悩みは、裏を返せば「モチベーションをあげてバリバリと仕事をこなし、精進、飛躍していきたい」という気持ちの表れではないでしょうか。人間、何か物事をやる上において、具体的な目的や動機がなければ行動できないものです。

つまりは何の目的も動機もなく(唯一あるとすれば生活費を稼ぐ為だけに)やっている仕事というのは、「仕方なしにやっている」「やらされている」という気持ちがやはり払拭しきれません。これではモチベーションが上がらないのも至極当然です。

時代に取り残された「労働」という価値観に『搾取』される人生時間と人間の心

「働かざる者喰うべからず」という言葉もあるように、否応なしに生活の為の費用を稼ぐという動機で「しなければならないもの」それが仕事なのでしょうか。多くの人が仕事に対して抱いている考え方はこのようなものではないかと思います。

しかしハッキリと言います。その考えはもはや時代遅れと言わざるを得ません。それは何故か。

確かにここまで文明が発展する以前、物資も食料も少なくて、職業も限られていたような時代であれば、「何でもいいから」仕事を、つまり労働を行い給料という対価を得ることで生活費を稼がなければ生きていけない時代だったのかも知れません。しかし現代はどうでしょうか。

毎日何万トンという食料は廃棄される程に溢れており、家の中は断捨離で物を捨てまくらなければあっという間に散らかる程の物で溢れかえり、数十年前から比較してもどんどん新しい職業は生まれ続け、ここほんの10年だけでも過去には人々が想像もしていなかったような職業も表れてきています。

しかも従来までのあらゆるタスクはオートメーション化されていき、必要な人手が減ってきて、要らない仕事を作りだしてまで与えてはいるが、正直なところ「不要な社員をクビにできないまま」抱え込んでいる企業も少なくないでしょう。今後更に今まで人間がやっていた仕事はAIというロボットの手によって置き換えられていきつつあるという流れにある現代。

生きづらい国「日本」に隠されたその理由

2018.01.31

↑こちらの記事にも書きましたが、従来の教育は、国や企業にとって優秀な「サラリーマン」に育てあげることを前提に行われてきたものでした。身も蓋もない言い方をすれば「ロボットを作りあげる」ような教育をです。

しかし今度にはいよいよ本当のコンピューターとしてのロボットが本格的に労働市場へと導入されつつあります。経営者からすれば労働法に頭を悩ませることなく、24時間年中無休で働かせても体を壊すこともなければ、愚痴を言われたり、悪事を働くこともない、その上作業スピードや効率も人間とは段違いのレベルである上に初期投資以外は人件費もかからないとなれば、ある意味でこれ程に優秀な社員はいないわけです。

そんな時代になっているというのに、昔ながらの古い価値観に縛られて、人生の幅を狭めたまま広げられず苦しんでいる人のいかに多いことか。どういうことか説明していきます。

従来⇒「労働の対価で得る給料」、次世代⇒「望むライフスタイル(好きなこと)を通した価値提供により、感謝と共に得るお金」

また時代の変化、そしてお金を得るという意味において、従来のそれとは明らかに異なってきたことを理解するいい例として、「好きなことで生きていく」をキャッチフレーズとしたYouTuber(ユーチューバー)が分かりやすいでしょう。

他にもわずか1度のSNS投稿で数十万もの報酬を得るインフルエンサー。インターネット上のブログ投稿で、ほとんど家から出ずに人とは接さずとも継続収入を得続けるブロガーにアフィリエイター。昔の人から一見すればまるで遊んでいるのと区別が付かないプロゲーマーやドローンの操縦士etc…

食べるものがない時代、まともな住居の確保もままならない時代であれば、「今日1日を飢えることなくにいかに生き残るか」とみんな食べていくだけで必死、精一杯でした。だからみんな畑を耕して農産物をせっせと作り、ある者は水を、肥料を、そして商品を運搬し、どんな好きでもない作業だったとしても否応なしに人間が汗水を垂らしながら働かなければ生きていけない時代でした。いわば生命維持という生理欲求を満たすことに生活の中心だった時代です。

現代でも、人間の根源的なベースにある生理的欲求は依然として存在しているには違いありませんが、しかし科学技術も発展し、1通りの人間が食や暮らしにある程度不自由しなくなり、生活全体が豊かになるにつれて、芸能、スポーツ、芸術、サービス業などの分野も大きく発展していきます

。こういった分野の提供する価値はほとんどが娯楽であり、なくても生命を最低限維持する上では直接必要ではありません。こうして人間は、生命維持という原始的な欲求から、より高次な社会的、尊敬欲求を満たす方向に進んできたのです。

こういった、生命維持に直接結びつきや関係のないものが職業として成立していき、市場を作り上げていきます。このようにして生まれた職業は、最初は遊びや趣味の領域だったかも知れません。そしてその「好き」「楽しい」「興味がある」が転じて技術や才能が磨かれ、それを見たり聞いたりしたいという娯楽として、または使いたいというサービスや製品としての需要が生まれることで、結果的にそれが収入へと繋がっていき、やがて職業として確立されていきます。

その職業を、複数人のチームや会社として運営する利益追求の団体が結成され、必要な人手を得る雇用も生まれたり、そのような会社の雇用に個人が正社員やアルバイトとして契約を結び、労働の対価として給料を得て生活をしたりということになります。

あなたは何故その仕事をやっているのか

先述した通り、現代の職業というのは、過去数十年前とは比較にならない程に数は増え、種類は多様化しています。

自分の好きなことを職業にし(もはや本人には働いているという感覚さえない)、生活全般でいかにも充実した日々を送っていそうな人、または労働感のない、しかも豊かな生活をしているような人、SNSでファンを大勢持ち、強い発信力を持っている一般人など、インターネット等で自分の生活観とは明らかにかけ離れた様々な人の様々な生活の様子が垣間見える機会が増えるにつれ、「それに比べて自分は・・」と『仕方なしの』仕事する為だけの職場と家の往復生活に、心のどこかで嫌気を感じている、「このままこの仕事を続けていていいのだろうか」とどこかおいてけぼりになってしまう不安や恐怖、嫉妬心を感じている部分があるのではないでしょうか。

もしあなたがそんな思いを持って苦しんでいる、あるいは「でも安定も求めたいし、周りの目も気になる」など色々な思いがあるかも知れません。そのもどかしい現状を突破し、自身の飛躍を期待するならば、時代の流れを汲み取りつつ、先の人生にいる未来の自分から現在を見つめ、「自分は本当は何がしたいのか」「何を欲しているのか」「何が好きなのか」という自身の心の本音、シグナルを掴み取る、自分『なりの』答えを得るという段階を踏む必要だと思います。

そして自分の『好き』を考えるのと同時に、「仕事」「ワーク」の在り方、価値観として重要な理解すべきポイントがあります。その価値観、仕事としての姿は次の2つのものに分けられるということを見ておきましょう。

  • 日々の生活費を稼ぐためだけに行う仕事、働き方⇒ライスワーク
  • 自分の好きなこと、やりたいことで世に価値を提供して収入を得て生活する⇒ライフワーク

順に解説してみます。

ライスワーク

その名前の通り「食べていくために」やる仕事です。ほとんどの人が行なっているのが、この食べて行く為にやらなければならないものとして仕事を捉えて送る働き方です。

ライフワーク

ライフワークは、仕事や会社という組織、社会という束縛に人生の主導権を奪われることなく、自らのやりたい事をして、その価値を社会に提供していくことで収入を得て、生活を送る事を指します。

現代、そして次世代の仕事に対する価値観

繰り返しになりますが、人間が行う事でより高い生産性が望めないような職は今後どんどんとロボットの手によって置き換えられていくでしょう。例えば分かりやすく良く挙げられるのは、工場作業や事務業務などの仕事がまず挙げられます。

これらの仕事は、人間よりも遥かに高い精度で的確に絶え間なく作業をこなし、そのスピードも人間ではまず太刀打ちできるレベルではないものです。具体的には、文字処理で言えばAIは1秒間におよそ4〜6億ページもの処理が行えると言われています。

食べるものがなかった時代なら話はともかく、物も溢れていて働き方や職種、稼ぎ方も多様になった現代では、人は生活費を稼ぐためだけの仕事、つまりライスワークなどでは到底モチベーションなどあがりようがないんです。現代、そしてこれから先の次世代は、歴史上始まって以来の最も個人が輝くことのできる『自己実現』の時代です。今後は、よりこの傾向とその広がりのスピードは加速度的に増していくとみて間違いないと思います。

その話に関して、1つ参考にして頂きたいのが、「マズローの欲求段階説」です。これは個人だけでなく、社会にも当てはまるものと考えることができます。現代の社会が、生理的、安全、社会的、承認の欲求という下の4段階を満たし、そこから5段目の自己実現という欲求を満たす段階にまでやってきたということなのではないかと私は考えています。

  • 自己実現の欲求 (Self-actualization)
  • 承認(尊重)の欲求 (Esteem)
  • 社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
  • 安全の欲求 (Safety needs)
  • 生理的欲求 (Physiological needs)

出典元 : 自己実現理論-Wikipedia


これからの時代に求められるスキル

今後突入しつつある『自己実現の時代』。そんなご時世に求められる個人の必須項目とは一体何なのでしょうか。当然ですが考えられることはロボットには替えの利かない存在として、人間にしかできない仕事、もっと言えばあなたにしかできない価値を社会に提供していくということなのではないかと思うのです。

人間にはあるけどロボットにはない最大のポイント。そこを考えていかなくてはなりません。それは一体何なのでしょうか。それは、何かを『「好き」「楽しい」と感じる人間ならではの感情』、好きという感情、感情という動機、すなわち人間ならではの『モチベーション』ではないでしょうか。

そもそも人工知能やロボットは、人間にとって有用な存在になるべきものとして開発されたはずです。つまり人間にプログラムされた通りに動き、人間に指示されたようにタスクをこなすことはできても、自ら思考をして意思決定を行うことはできても、「これが好き」「これをやっていて楽しい」というような「want to」からくる行動や決定の感情的動機、つまり『モチベーションとなる感情』は持ち合わせていないのです。

このポイントこそが人間の知能と人口知能との間にある最も大きな違いです。

話は少し変わりますが、例えば学歴もお金も人脈もなく、仕事をすることもなく家で熱狂的に好きなゲームに没頭しているような人がいたとします。でもこの人が「周りの目もあるから」ということで興味はないけど手軽に始められるバイトをしたとします。

働きに出始めたことで、大好きなゲームに触れられる時間は減りました。その内日々の忙しさに追われながらも見事に真面目な社員となって、社会に溶け込んでいきます。真面目に働くようになって、時間も守る一見立派な大人になったかのように思えるこの人ですが、一方では自分の好きなゲームに対する熱や興味、クリエイティビティは日々の業務と忙しさにかき消されていく。

次第に、楽しいとは思えないけど「仕方ない」という理由でこの仕事を続けていく内に、今の状況がこの人の人生の中で標準となっていきます。

「それこそが大人になるということなのだから当然」と思いますか?実はそのように考える思考回路こそが、都合良く国民を扱いやすく、組織人、サラリーマンを量産するための教育仕込みによる賜物なのです。

そしてこうも考えることが出来るのです。例えば先述のゲーム好きな人が、働きに出ることなくゲームに没頭していく内、「ゲーム」を作ってみたいと興味本位でゲームプログラミングになんとなく手を付けだし、後に好きが転じて才能やクリエイティビティが大いに発揮され、見事ゲームは完成。ゲームは大ヒットを飛び、多額の経済効果を市場に与えるという、フィクションではありますがこのようなシナリオを創造してみたとき、この人の本来の能力開発にも大きく火が付き、日本経済にも大きく貢献したということになります。

近所での雑務バイトでもさせているうちに、このクリエイティビティが下がり、本来できたかもしれない開発が生まれなかったとすれば日本全体にとってみても大損。

笑い話に聞こえるかも知れませんが、このようにして才能や能力、創造性の芽を摘まれた大人って本当に少なくないと思うのです。才能や脳力の発揮のベースには『好き』がなければ成り立ちませんから。でも自分の『好き』に蓋をしながら生きていくことを学んでいくにつれて、あとあと「自分の人生何かが違う、でも何が違うのか、果たして自分は何が好きだったのか」さえ忘れていくのです。

もちろんそんな中でも自分の心に正直であり続け、自分を開花させていくことのできる極少数の人はいますが、しかしどうも私たち日本人の中には、好きなことに没頭している人や、本気で夢を見ている人に対して、やっかみ半分にやれ「現実を見ろ」だとか「もういい大人」なんだからという最もらしい理屈をつける人が多くいます。そしてさもそれが唯一の正解かのような『虚構の』正しさを押し付けて大衆の思う『一般常識』という平凡な世界に引きずり飲み込んでいくのです。

嫌々な仕事を続けていて、本当は余りある程のアイディアや創造性を持っているのに、「もう大人なんだから」と言われ続け、社会の重圧や、ストレスにもまれている内、社会に順応していこうとする内に保守的でつまらない大人になっていく、自分の心に蓋して、それを一生開けることが出来なくなっていき、結果的に本当はある能力や才能の芽を摘まれてしまうというようなケースは本当に少なくないと思うのです。

多くの人は、子供から大人になり、それまでの道のりのどこかで「自分の心」という落としものをしてしまったことに後々気がつくのです。毎朝うだつの上がらない表情で電車に揺られて通勤している大人の姿が明らかにそれを物語っています。

でもほとんどの人が、どこでどんなものを落としたかも思い出せず、心にどこか憤りを感じつつも、仕方がないからまた昨日と同じ明日をまた歩いていきます。「これが大人になるということか」という『言い訳』を自分の心に呟いて、自分の本当に望む人生を生きることを、「仕方ない」という一言で放棄してしまうのです。

常識とは、18才までに身につけた偏見のコレクションのことを言う

-アインシュタイン-

『自己実現の時代』という意味

そうやって会社の言いなりになって仕事をしているだけであれば、今後その仕事はAIの有用性によって食いつぶされてしまうかも知れません。今、誰もが知るような名の知れた大企業さえも経営危機に陥るような状況です。これが従来の利益追求型のビジネス、働き方の崩壊を示した象徴でしょう。

昔であれば、世間の人々が一斉に同方向を向いていました。情報源も限られており、流行なんかも「今これが流行っている」「次はこれが流行る」となれば皆が一斉にその方向へ向いていたので、大企業などは大衆の意向に沿った商品、サービスを、大人数で大量生産することで効率化やコストを抑えてビジネスとしてきました。

しかし今日ではその情報源はインターネットを軸として大変多くなっており、個人の趣味嗜好が細かくバラバラに細分化しています。しかし大企業が行うような大量生産、消費ビジネスで儲ける事が極めて困難な時代になっているのです。

今のところ国民に大きな大ヒットとしてウケている商品の例といえば、Apple社による、MacBook、iPhoneなど以外にピンとくるものはありますか?もちろん一部の特定の層で流行っていたり人気のある商品やサービスというのは色々あります。しかしどの分野からとってみても、国民を動員するほどの大ヒット商品というものは今のご時世生まれにくいですし、今後この傾向は更に強くなるとみて間違いありません。

今のからの時代は、特定の層に突き刺さるコアな根強いファンを作っていくことが必須の時代なのです。大企業だと、製作や販売に関わる人間もそれだけ大くなるので、どの層にも強くは刺さらないどっちつかずの中途半端な商品になりがちです。さらに事業に関わる人間が多くなればなるほど、対応度も重く、「個人」に向けた柔軟でスピーディな対応も難しくなります。

そして結果的には、「自分」という1人を理解して柔軟にサービスを提供してくれる、個人や少人数規模の会社に、顧客満足度やその市場、シェアを奪われていきます。

その上で改めて考えてみれば、今はSNSや生放送のアカウントなんかでファンを獲得して、有名になったり活躍している人って多くないですか?別になりたくなければ有名になる必要なんかないのですが、このように時代は個人で勝負していく時代に移り変わっていっているということを伝えたいのです。

会社やテレビ、雑誌メディアという大きな媒体を使わずとも個人で様々な発信ができるようになったことから、会社やテレビ、雑誌が持っていたかつての多大なる影響力も、インターネットの影響力の大きさによって相対的に下がってきています。これら述べてきた理由が歴史上かつてない、個人にとっての『自己実現の時代』と私が述べた所以です。

今後変わりゆく人間の行う仕事や、AIが具体的にどのような形で労働市場に参入してくるのか、堀江貴文さんと落合陽一さんによる対談形式で分かりやすくまとめられた本をご紹介しておきます。きっと今後の自分の「働き方」「職業」について考える上での参考になるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

時代の変化に伴って仕事、働き方の変化、そして人生に対する価値観も変わってきているという実感を少しは感じて頂けたのではないでしょうか。食料や物資が不足していた頃に生まれ育った世代の人達の価値観、そして生まれた頃にはそれらの不足を感じずに生まれ育った現代っ子との価値観との間には、どうしても拭えないズレが生じているということが大前提にあります。

前者が「物質やお金」の豊かさに重きを置いている傾向が強いのに対して、後者は「心」の豊かさを充足させることに重きを強く置いている傾向が強く見られます。時代の人の心の求めているものは既に変わっているというのに、多くの人々が持っている労働観は古いバージョンのまま生きた化石と化しているのです。そうとは知らずに、何かしっくりとこない心の違和感にすっかり慣れるということを学習して、でもどこか心を苦しめて生きている人、希望が持てなくなって絶望している人の多さ。

やがては日本人の心を不活発で非活動的にし、中には精神を病む人の増加、少子高齢化、経済の低迷を引き起こす病理が隠れている気がしてなりません。

実際に「労働」というものに対してはロボットの手によって取って変わられつつある現代において、今後は『労働』という観点ではなく、『自分の望むライフスタイル』を通し、好きなことを極め、その専門性を持ってして、世に価値を提供し、自己実現を図っていく。そんな時代に移り変わっていこうとしています。

そんな時代に備えて、結局何が一番重要になるのか。それはやはり自分の心と正直に向き合い『好き』を見つけて育てていくことです。心に蓋をして、自分の欲求を押し殺して抑圧することで、心を見ないようにする。そういった生き方はむしろ危険だとさえ言えます。

そんなことをして会社に無理に合わせたところで、ハイパフォーマンスを発揮することはできませんし、特にただ「こなす」だけのような仕事であればロボットの方が圧倒的に優秀です。あなたが心で嫌々に仕事ならば、その仕事に対して、ロボットが行う作業以上の付加価値をあなたがつけていくことなどできないからです。

何度も言いますが、『ロボットがこなす以外、以上の価値』を人間であるあなたが、しかもその仕事が好きだからこそ『生み出せる価値」をあなたが世に提供していくことが最重要なのです。

この度あなたが「仕事に対するモチベーション」「転職」ということを考えたのであれば本当にいい機会です。どうか自分の心に正直になって、あなたの『好き』を追求してみて下さい。

しかしその『好き』は世間体や他人の評価、大多数がそうだからという軸をベースにした理由では、『自分で』選んだことにはなりません。『自分の心』に問うて決めるのです。

大衆は常に間違う

-ナイチンゲール-


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