『仕事のモチベーションが維持できない』という問題を考える

仕事でのモチベーションの低下。一時的に気合いを入れても、それが維持出来ずに困っているということはありませんか。なぜいいテンション、モチベーションを上手く維持したままにできないのでしょうか。

一方で、上手く安定したモチベーションを保ち、日々優秀な成績を上げている人との違いは何がもたらしているのでしょうか。今回の記事では、仕事のモチベーションの維持について有効な方法を考えてみます。

『モチベーションが維持できない』の誤解

そもそもモチベーションというものは維持しようとしなければできないものなのでしょうか。モチベーションという言葉は和訳で『動機』という意味になります。

つまりあなたがその仕事を行う目的、意味と捉えてもいいかも知れません。結論から言うと、その仕事を行う動機が極めてハッキリとしたものとして自覚できているのであれば、モチベーションは維持するものではなくて、必然的に維持されるものです。

モチベーション、つまり『動機』。これは繰り返しになりますが、それは本来維持しようとしなければできない程度のことであれば、あなたがそれを行う理由はないということです。どういうことか。

モチベーションというのは、その確固たるものを真に据えていれば意識せずとも、体が勝手に動くものだからです。

例えば想像してみて下さい。あなたの周囲には水道もない、コンビニやスーパーもなければ海も川もない砂漠にいるとします。喉がカラカラで今にも死にそうな心持ちで水を欲しているとき、そこから50km程離れた地点に泉があるとの情報が入ったとします。

普段飲み水がないという状況はほとんどありませんから、あまり臨場感を持って感じられないないかも知れませんが、その場所まで行けば水が手に入るのならと、あなたは力尽きるまでその泉の地点めがけて体が勝手に向かい出すでしょう。

誰に何を言われるでもなく、モチベーションを維持しようとするでもなく。頭でどうこう考える前に、体が勝手に水のありかまでめがけて動きだしているに違いありません。

「モチベーションを維持しなければ」なんてこと意識するよりもまず先に、喉から手が出るほど欲しい飲み水のありかに向かっているわけですから。「ここで倒れる訳にはいかない」と、いかにして早くその泉のある地点まで到達するか、飲み水を飲んだときの爽快感、回復感を覚えた想像しかあなたの頭にはないわけです。

これがあなたが50kmもある砂漠の上を一歩一歩踏みしめて歩いていく、強い『動機』となっているわけです。

つまり、維持しようとしなければ消えてしまうようなモチベーションならば、ハナからそれを行うモチベーションなんかないと解釈することもできます。もちろん人間の心なんて流動的なものですから、気分や感情の浮き沈み、気合いや力のムラはあるでしょう。それは当然です。

しかし本当にモチベーションを持って取組んでいるものであれば、一時的な心境のダウンや何らかの事情で作業に手は付けていなくとも、頭の中で常に次の構想を練り続けることは止めません。というか止められないのです。少なくとも私はそうです。

そこで忘れ去られて消えてしまっていくようなものであれば、ハナからそこにモチベーションなんかなかったということですから、変に焦ることもありません。

このように、確固たるモチベーションを持って取り組んでいるということは、それだけ自分のライフスタイルの中で優先順位度が高いということですので、必然的にそれが頭から離れるということはありません。その結果、勝手に体がいつの間にか動き出しています。

人間の脳みそというのは、「いつも心で考えていることを引き寄せて実現化する」という普遍的な習性がありますから、モチベーションが高い=優先順位度が高い=そのことを考えている時間が長い=その間に体は勝手に行動している=目標が達成できる、というこの順番なのです。

モチベーションを維持したいという心は、それによって効率的で高いパフォーマンスを上げて、何かを達成したいということがあると思います。つまりモチベーションの原点はその達成して手に入れたい『何か』です。

しかしモチベーションが維持できないという事は、その『何か』が弱いのです。つまりそこまでして手に入れたい、成し遂げたいと思っているものではないということじゃないでしょうか。

それはただ、そのものを欲している『フリ』をしているんではないでしょうか。脳はすごいですから、体良く自分や世間様にお見せできるよう、他人の価値観に沿った目標を掲げたり、願望を抱いたりして、それを欲しているという思い込みを脳みそにさせられているとしたら言い過ぎでしょうか。

だとすればそんなことでモチベーションなどあがりようがありません。

ハイパフォーマーの秘訣

あなたが今やっている自分の仕事に対して、「モチベーションが維持できない」という問題を抱えているのであれば、「何故自分はこの仕事をやっているのだろうか」「自分はこの仕事が好きなのだろうか」ということを問いかけてみて下さい。

そもそもの大前提としてここがはっきりとしていなければ、本当の意味でモチベーションをあげたり、維持することに期待も意味も感じられません。

ただ出社するギリギリの時間まで寝て、定時になるのを待つようにしてやり過ごすだけの仕事であればあなたはその仕事に対して『お金をもらう』ということ以上の価値を見いだせていないのではないかと思います。

もし『会社から給料をもらう』こと以外にその仕事をやる価値を見いだせていれば、会社に出社していようとしていなかろうと、誰に強制されるでもなく、歯を食いしばるでもなく、率先的な態度で、かつ常に自分が仕事に対してクリエイティブな気持ちでいられるはずです。

ですがそういった気持ちでいるには、あなたが心からその仕事を愛していて、価値を見いだせていなければ不可能だと思います。やりたくはないけど『仕方なしに』やる仕事、強制力がなければやらないような仕事をしていても、ハイパフォーマンスというのは発揮できません。

努力でなんとか頑張ってある程度の成果は出るかも知れませんが、本当にある程度止まりで終わってしまいます。それ以上の壁を突破するほどの実績を出すには、「その仕事が好き」というモチベーションは必須です。

どの業界、何の職種にしても、圧倒的なパフォーマンスと結果を出している人というのは、努力や才能云々ももちろんありますが、まず大前提として、「それが好き」「それをやっていて楽しい」という感覚が根底に備わっています。そういう人達というのは、案外モチベーションを上げるとか維持するとかいうことはそんなに意識していないはずです。

あるときは、本当に好きだからこそ『嫌い』になったり、『迷い』が生じることはあるかも知れませんが、そういう人達にとって、基本的にモチベーションは高くて当たり前、かつ維持されていて当然の世界なのです。それは人が常に呼吸をしているのと同じぐらい自然なレベルでの当然という意味です。

私達が生活上で「常に呼吸していなければ」なんてことは考えないように、それが好きで確固たるモチベーションを持って仕事に取組んでいる人達というのは、「ここが気合いの入れ時」と考えることはあっても、「モチベーションを上げよう」とか「モチベーションを維持しよう」なんてことは考えないのです。

好きだから常に勝手に維持されているんだと思います。やりたいことや好きなことが見つからない人にとってこの感覚はイマイチピンとこないかも知れませんが、実際にこういうものなのです。


じゃあ一体どうすればいいのか

やはり自分の好きなことを見つけるのが先決でしょう。ですが皮肉なことにやりたいことというのは、頭で『考えたり』『見つけよう』と躍起になっている内は見つかりません。そのやりたいことはどうしたら見つけることができるのでしょうか。

無邪気なチャレンジ精神を忘れない

何かをやっている内に、感覚として『面白い』という自分がのめり込んでいくものがあり、気づいたころには既にハマっているというものです。そうなる為には、「やりたいことを見つけよう」という思いを忘れるぐらいに色々チャレンジしてみるしかありません。

3日坊主でも1日でも1時間でも10分で辞めてしまっても構わないのです。1番大事なことは常に、今までの自分になかった新しいものを取り入れチャレンジしていこうとする意欲や情熱です。いずれにしてもこういったチャレンジ精神がなければ成長もありませんし、現状維持にもなりません。それはもはやただの後退でしかありません。

そうなってしまえば、高いパフォーマンスや結果、ましてやただ生きながらえる為だけに歳を重ねれば重ねるだけ、現状を変えようとする意欲やエネルギー、新たなチャレンジをする勇気だけが削がれていき、現状モチベーションなどという言葉とは無縁の人になってしまいます。

究極的に人生は『生きているだけで丸儲け』なので、高みを目指すつもりがない人には無理にチャレンジを促そうとは思いません。ですが少なくともこの記事を読んでいるということは「モチベーション」を上げる、維持することで変えたい現状があるからではないでしょうか。

思い立ったが吉日、まずはできる範囲内で、ですが思いついたらすぐに行動を起こすことが大事です。

とにかく勉強する

何もやりたいことが見つからないとか、モチベーションが上がらないという人に限って共通しているのが、下らないテレビ番組や低俗なコンテンツばかりに時間を浪費し、勉強をしていないということです。

少しスピリチュアルに聞こえる表現をすれば、高次の素晴らしい教えや知恵、情報を吸収することを怠り、波動の低いのものばかりに触れていては、知らぬ間に自分のエネルギーやモチベーションの低下を招きます。波動やエネルギーの話についてもまた詳しくは改めて記事にしてみたいと思います。

話を戻しまして、例えば身の回りのこととか、人間関係とか、社会の仕組みとか、世界情勢とか、歴史とか、宇宙の事とか何でもいいです。少しでも気になったことがあれば面倒臭がらずに勉強してみてください。

それも周囲の人よりちょっとだけでも詳しくなれるぐらい。まずは最低いつも遊んでいる仲間内の中だけで1番詳しいとか、周囲10人の中だけでも1番詳しいぐらいのレベルでいいです。

その為にはネット上の薄っぺらなコラムだけを参考にしていてはいけません。やはり勉強するには本を読むのが1番いいです。

あとは今ではYouTubeにも様々な著名人の音声などがありますから、マインドアップの面ではそういったものもかなり有効ですが、最優先の勉強法は1人孤独に行う読書です。本の内容を自分の血肉に変えるのにやはり読書は不可欠です。

いいエネルギーに触れる

なんだかんだで私も、常に『いいコンディション』でいられる為の工夫はしています。暇さえあれば先人や尊敬する著名人、情報発信を行っている経営者の教えや知恵などのエッセンスが凝縮された本を読んだり、音声を聞いたりしながら、頭と体に馴染ませています。

こういった『いいエネルギー』は、自分の活力を削ぐようなネガティブな思考、言動、またそれらの低い波動を引き寄せるような悪習慣を絶つ大きな手伝いをしてくれます。

これは日々知らず知らずに生じていく内なるズレをチェックし、元の正しい地点に引き戻すために行う、言わば自分自身、心のメンテナンスです。

いい機械も適切なメンテナンスを施さなければ壊れてしまいますし、ハイパフォーマーや常に最善を尽くしベストな結果を出している人こそ、この『メンテナンス』の重要性を理解しているものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

高パフォーマンス、そして高いモチベーションを維持する為には自分のやりたいこと、好きなこと、その仕事をする上で『給料をもらう』以上の価値を見いだせていることが大前提だというお話をしました。

やりたいこと、好きなことを見つけるためにはチャレンジと勉強が不可欠だということをお伝えしました。

勉強することで少しでも自分に自信をつけ、チャレンジを続けながら、世の中のことが少しづつ見えてくると自ずからやりたいことは見つかってくるはずなんです。

想像してみてほしいのですが、あなたにはお金も時間も不自由しない生活があるとします。別に働く必要はないけどその上でもやりたいことがあって、それを仕事にするというライフスタイルを実現できたとき、あなたはその仕事に対して心の奥底から湧き上がる最高のモチベーションを実感できると思いませんか。

こちらの記事もご覧ください。⇒次世代へ向け『転職と仕事のモチベーション』に見る人生で最重要な心のシグナル


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