「またいつもこのパターン。。」
ことある人生や人間関係が“いつもうまくいかない”なんて感じている。
いくら考えても、何度決心しても、毎度毎度帰ってくのは「いつも・・」と同じこの地点。
嫌気を通りこして、呆れ果て、もうエネルギーも出ない。
何故このようなことが起こるのでしょう?
あれもこれも含めて見えてきたその原因のキーワードは1つの“パターン”だとしたら?
今回の記事をキッカケにそんな“悪しきパターン”を壊してしまって、すっかり慣れ親しんでしまっていた“いつも”の“うまくいかない”にサヨナラを告げていきましょう。
Contents
“いつもうまくいかない”のは何のせい?

Ahmed GadによるPixabayからの画像
こんにちは。マイン@マインドペディア管理人(@mind_pedia)です。
人の人生や人間関係、環境ってどうやって作られるのでしょう?
パッと思いつくところだと、“習慣”とか“行動”なんて言葉が出てくると思います。
そして習慣や行動は思考から作られるということもよく分かります。
で、それが分かったのはいいけれど、結果的に多くの場合は肝心の人生や人間関係に何の好転もないんですよね。
これってどうしてなんでしょう?
もう一歩踏み込んで考えるのならば、私はその思考の“パターン”に目をつけます。
この思考パターンこそが、習慣や行動を形成し、最終的にはあなたに「いつもうまくいかない」と思わせるような人生や人間関係の状態に陥らせるのです。
しかもわざわざ“うまくいかない”方向へ物事に働きかけるような習慣や行動をあなたに取らせるようなパターン認識をバッチリ身につけてしまっているのです。
それは自身の中である条件や法則に従って脳にプログラムされた内容だということもできます。
ではこの自分のパターン認識というものは何なのか?そしてそれは一体いつどこからやってきてあなたの中に根付いていったのでしょうか?
これは後に記事の流れで解説していきたいと思います。
人生や人間関係が“いつもうまくいかない”具体的な結論から
人生や人間関係がうまくかない人というのは、決まって共通した以下の条件のいずれか、またはいずれもを併せ持っています。
- 自分に自信がない
- 自分が嫌い
- 自分を信頼していない、できない
- 人目や他人評価が恐い
- 自分を出せない、表現できない
- 言いたいことが言えない
- 余計なこと、後悔するような発言や反応を取ってしまう
どうでしょうか?おおよそ心当たりがあるのではないかと思います。
しかしこれらのことは恐らくどこかの記事や本であなたも既に読まれているでしょうし、既にそんなことは見当がついている。
じゃあシンプルに自信を持ちましょう、自尊心、自己肯定感を高めましょうと言われる、だけどそれもうまくいかないから困っている。
のではないでしょうか?
今の自分の状態がどこからきているのか?という“そもそも”を知る
「いつもうまくいかない」と感じるあなたの状態、もっと言えばそれを生み出す思考パターン自体、一体どこからやってきてあなたの中に居座り続けるのか?
人生や人間関係を根本から好転させたいと思ったときに、必ず必要となるステップの1つは、この“過去を洗い出して整理する”という作業です。
根本から変えるということは「もう2度とその同じことで悩まない」ということです。
一般的な自己啓発系の内容だと「ポジティブに!」とか「未来を考えよう」といった内容だけに終始することが多いです。
もちろんそれらは自身の未来をより良いものにしていく上では欠かせないのですが、それだけで有効なのは、ある意味“過去がしっかり整理されてきている人”なんですね。
でその逆はというと、“いつもうまくいかない”人というのは、必ずほぼ100パーセントの確率で“未処理の過去”というものを心に抱えています。
もっと分かりやすく言うと一般的に言われるところの“傷ついた心”ということになります。
通常は誰しも大小問わず傷ついた経験というのはあるのですが、あえて普通の人と表現するとそれらの人は傷ついた経験さえ「こんなこともあったな」と1つの“記憶”として脳の記憶スペースとなる格納庫に時系列的にインデックスで整理されて収まります。
だから普通の人はその並んだインデックスを元に、冷静に客観的に記憶を見ることができるのですが、“未処理の過去”を持つ人というのは、それが今もリアルタイムで生々しく目の前のデスクの上や床に散らばっている書類にあたふたさせられているような状態なのです。
これが心理学的にいうところの“トラウマ”ということになります。
トラウマというのは“過去が過去になっていない状態”つまり客観的な時間的にはもうとっくに過ぎ去ってしまった過去ではあるのですが、本人の意識の中では今も尚目の前に映像が再生されっぱなしの状態なのです。
ちなみに本当に強烈なトラウマになると、自力で思い出すことさえ不可能になってしまうそうです。
脳がそれを受け入れるとパンクすることが分かっているので、記憶の格納庫が受け取りを拒否し、完全になかったものとして記憶を一部切り取って焼却したり、全く架空の記憶とすり替えてしまったり、脳内に自分と異なる別人格を作り出してその人物に記憶を押し付けたり(解離性同一障害/多重人格障害)してしまうのです。
だからといってそれらで本人の中に安らぎが戻ってくることはなく、心の中に落ちたブラックホールの闇を抱えて生活していくことになります。
程度の差こそあれ、このようなことがありませんか?というのがまず確認したい1点になります。
「過去が過去の記憶として整理されていない」という言葉の意味がいまいちピンとこない方は“シェルショック(Shell Shock)”で調べてみてください。第一次世界大戦でPTSDを負った兵士の話が由来です。
大砲が発射されたときの爆音がした時、人はビックリしてして飛び上がる。ドーンと爆音がした時に「ワーア!」と飛び上がるが、その驚いたときのの驚愕反応がずっと続いてしまう。ずっとその場でビックンビックンと飛び跳ねる。自分で止めようとしても止められなくなる。平和な町に帰ってきても、そのビックンビックンと飛び上がる反応はいつまでたっても消えることがない。
・青山ライフ出版 大嶋信頼著「それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?」p 54より引用
空いた心の穴にどう向き合い対処するか
トラウマやらPTSDやらで何だか話が大袈裟に感じられたかもしれませんが、確かに過去が整理されていないとは言っても、トラウマと呼ぶには大袈裟かもしれません。
大小問わず「いつもうまくいかない」と感じる人は、大筋はこのような傾向が共通してある場合が非常に多いので、分かりやすく説明するためにトラウマやPTSDの例を挙げました。
なので多くの場合は深刻に捉えなくても大丈夫です。
深刻なトラウマやPTSDの場合は心療内科の受診や心理カウンセリングでのセッションが非常に有効になります。
過去を整理して、未来に活かせるポイントは
という点です。
さて過去を整理して、空いた心にどう向き合うか?いつもうまくいかない人生や人間関係を好転させ、最スタートを切るに当たって必ず必要となる3つのポイントについてお話します。
人生を好転させ、最スタートを切るに当たって必須の3つのポイント
- 内省力を高める
- アイデンティティの確立
- 未来側から現在を見る視点を持つ
1つずつ順に見ていきましょう。
内省力を高める
定義しようと思えば色々言葉は出てくるのですが、私なりの解釈で一言で定義するならば
“自己と向き合う能力”
最終的にはこの言葉に行き着くと思います。
自己と向き合う能力=自分の感情、欲求を知る=自分を知る
「自分は今何を考えているのか?」「自分は今どんな感情、欲求を感じているのか?」「自分は自分をどう感じているのか?」
例えばあなたがこれらの問いに主観的そして客観的に説明、分析ができるとすれば、あなたは内省力が高いと言えます。
逆にあなたがこの質問の答えに対して「うーん。。」と答えに詰まってしまうようであれば、“自分のことが分かっていない”御幣を恐れずに言えば“内省力が足りない”ということになるでしょう。
だけどここで落ち込む必要はありません。
この内省力というのは、生まれつきの才能や能力というよりも、鍛えていくものなのです。
元々筋肉ムキムキの人がいないように、誰しもが鍛えて初めて身に付くものだからです。
ではこの内省力はどのようにして身に付けていくのかというと
『自分の内面、心を紙に書き出していく』
という作業が必要になります。
ここで何を書き出していくのかというと、先程の
- 自分は今何を考えているのか?
- 自分は今どんな感情、欲求を感じているのか?
- 自分は自分をどう感じているのか?
などです。
過去のことでも、今目の前で起こっている現在のことでも、将来の夢やゴール、なりたい自分、ありたい自分、したい生き方など、自分の心に湧き上がってきたもなら全てが対象です。
この内省力は、過去の記憶を整理し、今現時点を客観的に見つめ、将来の未来像を描くに至るまで全てに応用することができます。
このワークは一回やって終わりというわけではなく、何度も繰り返し深堀していくことで、より一層自分の心の核部分からの声の近づいていけるので、どこまでいっても、究極的には生涯をかけて鍛えていくものです。
「思い切り人生(自分)を変えよう」と思えば、少なくとも一定期間は毎日でもやる必要があります。1か月目安で、1日の間に気が付いたタイミングで何度書いてもいいですし、1日の終わりにでもその日の振り返りとして書くのもオーケーです。
- その日感じたこと
- その日考えたこと
など何でも書き出してみます。そして
- またどうしてそのように感じたのか
- そう感じる元になっている経験はどんなことだろう
更に深堀をしていきます。(リミッティングビリーフを探っていきます)
このとき、反省や自責は必要ありません。ただ単純に、ただ客観的に、いい悪いもジャッジせずに、ある意味機械的に心の声であれば聞こえる限り全てを書き出していくことがポイントになります。
これらが次に解説する“アイデンティティの確立”を行っていく上での重要なヒント、材料になっていくからです。
その晩に次の日のこと、もしくは朝1日をスタートする前に
- 今日をどういう1日にしたいか
- 今日何をしたいか
- 何をしたくないか
を明確にして書き出していく方法も付け加えるとより効果的です。
アイデンティティの確立
先に挙げた内省力を高めるワークから重なり繋がってくるのが、この“アイデンティティを確立する”という課題です。
このアイデンティティとは何なのか?
「自分は何者であるか?」という“自分という存在を自分たらしめる要素”の集まり
ということになります。
ちょっと日本語がややこしくなったので、もっと1言でいうと
「自分とは○○である」と説明できる情報のことですね。
例えば簡単なところから言うと「自分の名前は○○だ」「性別は○○で」「○○生まれの△△育ち、□□在住」「仕事は○○、趣味は△△で、特技は□□」「好きな食べ物は○○」「生い立ちは~で、将来の夢は~」
などのありとあらゆる自分を構成する要素(情報)の集合値のことをアイデンティティと言います。
この集合値を持って、『自分とはこうである』と自身でハッキリと認知があり、かつ周りにもそれを表現できる人というのが、“アイデンティティが確立した人”ということができると思います。
自信がなくて、自尊心が低い、自己表現が苦手、他人の目を気にする。そして人生や人間関係が「いつもうまくいかない」と感じる。これらの原因にはは、突き詰めていくとほぼ確実に自身の“アイデンティティの欠如”が関与しています。
通常、人のアイデンティティというものは、幼少期から20歳の発に至るまでの発達過程においておおよそが完成されると言われています。
自己の存在を知り、また他者に自己を表現し、他者を知り、社会を知り、その自己とそれらの比較、交わりの中でアイデンティティを構築しつつ、やがて成人となっていきます。
しかし、人によっては発達過程において、いつかの段階で何らかの環境、他者との関わりの中におけるトラブルやその他何らかの事情により、アイデンティティの構築がうまくいかないことがあります。
その原因には育った環境や親子関係、他者との関わりが大きく起因しているのですが、そこは先程見た内省力を高めるワークで見ていく部分です。
ここで大切なのは、過去に起こったことを見て「自分の人生がうまくいかないのは育った環境のせいだ」と恨み悩むことではありません。
よく記事などでも「あなたが生きづらいのは幼少期の親子関係のせい」という内容を見かけます。
それは確かに頷ける、見つめる必要のある大切な過去ですし、読んだ人も「あーなるほど、確かに」と納得はするけれども、それだけでは情報が足りません。
変に過去を掘り出された挙句に、適当に「でも感謝しましょう」「ポジティブに」とだけ話しを流されて、ろくな解決策が分からなければ、単純にその言葉だけ鵜呑みにして、過去を恨んだまま現状維持し続けることがゴールになってしまいます。
過去を恨む考えに浸ったまましがみついていれば、自分の人生や人間関係がいつもうまくいかない理由を心の中で正当化できますからね。だけど人によっては、自分でうんざりするほどそれにしがみつき続けることで次に進める人もいますから、それが一概に悪いとも思いません。
過去を振り返る目的は過去を恨むことではありません。過去は恨むのではなく整理する必要があります。
「自分の人生を壊した憎むべき過去、親」という部分に心がフォーカスしてしまうと、より心も荒んで一向に人生が良くならないばかりか、エネルギーも浪費して逆効果です。
そうではなくてあくまでも前提には、「人生や人間関係をより良くしてハッピーになっていきたい」という前提があるはずなんです。
そのために過去を知り、感情と記憶の整理をし、心に構築できていないアイデンティティを見つけ、いかにその部分の建設をしていくのか?
これが“内省力を高めて自分を知り、アイデンティティを確立する”というテーマの意味なのです。
アイデンティティを確立するということはすなわち
- 自分の意見、考えを構築していく
- 自己評価、自己基準を確固たるものにしていく
- やりたいこと、生きたい人生を見つけ、実際に歩んでいく
このように自己を持ち、自己の道を歩んでいくことになります。
その判断材料は全て自分の“心の中から拾ってきた声”です。
それは先に挙げた内省力のワークから出てきたものが元になっているんですね。
そしてこのアイデンティティの確立と共に、次に解説する視点を活用していきます。
未来側から現在を見る視点を持つ
皆さんは『飛べないノミ』の話を聞いたことがありますか?
ノミは本来、高く高くジャンプをすることができるはずなのですが、しばらくの間小さな容器の中にノミを閉じ込めておくと、ノミはいくら飛べども容器の蓋に当たって、「自分が飛べる高さはここまでか」と見切りをつけてしまい、そうするとその後はビンから出しても、ノミ自身で見切りをつけた高さまでしか飛ばなくなるそうです。
飛ばないというよりも、その高さまでしか「飛べない」と無意識レベルで思っているから、それ以上のジャンプをしようなんてことは想定外になってしまいます。
あとは動物の『ゾウ』でもこんな話があります。
まだ小さな子ゾウを、頑丈な木にロープで繋いでおきます。
まだ力の弱いゾウは、いくら全力でその場から動こうとしても決してそこから離れられないということを悟ると、大人のゾウに成長して、もうとっくに本気を出せばそのロープを引きちぎれるだけの力はついていても、それをちぎろうとはしないらしいんです。
過去に「いくら全力を振り絞っても自分にはこのロープをちぎれやしない」という経験の記憶から、自分の力に見切りをつけているからです。
こうなればもうあとは、頑丈でもないただの細い木に繋がれていたとしても、そこから離れようとはしなくなるのです。
人間においてもこれらと全く同じことが起こります。
過去の経験と記憶に基づく、過去からの延長線上から見た射程距離での範囲内をコンフォートゾーンとし、そのコンフォートゾーン内での選択で今を生き、未来を決定してしまっているわけです。
つまりコンフォートゾーン外の物事には一切の見切りをつけてしまうということです。
本来人間は、もっともっと可能性に満ち溢れているはずなのに、「私は(もしくは人間は)ここまでが限界だ」と考えると、本当にそこまでの能力しか発揮できなくなってしまうのです。
例えばスポーツの世界でも、A年代には「この記録が世界一記録だ」といっていても、つまり世界中でその記録と同等、もしくはそれ以上の記録を保持する人間はそのA年地点頃で1人だけだったはずなのに、その後数年も経ったB年ではA年頃に世界一だったはずの記録と同等のレベル、もしくはそれ以上の記録を保持する選手がゴロゴロ出てきます。
どうしてこのようなことが起こるのかというと、その後にたまたま優秀な選手がたくさん出てきたわけではなくて、「人間にこのレベルの記録達成は“可能なんだ”」という事実が人類レベルで分かったからなんですね。
で、どのようにして自分にとって、あるいは人類にとって前例のない、過去の延長選上から自由になった今後の未来を創造していくのか?
を考えたときに有効な手段になるのが、この“未来側から現在を見る視点”を持つということなんです。
もっというと“自分が達成したい未来のゴールを設定して、そのゴールから見た今の自分の姿を見る”ということです。
自分が達成したい未来のゴールとは
- なりたい自分(be)
- 欲しいもの(have)
- やりたいこと(do)
など思いつく限り何でもオッケーです。
ちなみに、ゴールを考える上では心に制限をかけず、自由に描くことが大切です。
この段階で“飛べないノミ”になる理由もメリットもありませんから、どんなにバカげたことでも、「そんなの無理でしょ」と思うことでも何でもオッケーです。
今は達成方法が分からなくても、だからこそ未来側から現在を見た視点で、後から達成方法は考えます。
ときどき達成方法も明確でないようなどでかいゴールを持っている人を馬鹿にする人がいますが、それは他人をこき下ろすただのドリームキラーです。
認知科学の視点では、比較的短いスパンで人が大きく現状を変えようとするときには、今この時点の視点では想像もつかないようなゴールを設定することが明らかに有効であるということが分かっています。
なぜなら現時点で達成方法が分かることしかゴール設定しないということは、どこまでいっても過去基準から見た延長線上の未来しかないので、その結果は「いつも」のものになってしまいます。
ちなみにどうしても「ゴールが浮かばない」という人は
- やりたくないこと
- いらない物
- したくないこと
を明確にして、その対比からやりたいことを見つけるヒントにするという方法があります。
ちょうど“影”の部分から“物体”と“光”を見つけるときのように。
何でも紙に書き出して自分の心の欲求を深堀し、再確認してみましょう。
その未来にある自分の姿から、現在(未来にの自分にとっての過去)までタイムスリップして観察してみるのです。
なぜこのようなことをする必要があるのかというと、今の自分のブリーフ(信念)だけでは、過去から現在までに見聞きして経験した基準、つまり過去からの延長線上からの視点でしか物事も見られないため、やはり行動や思考も“今まで通り”になってしまいやすいんですね。
つまりは習慣も人間関係も人生も。
そこで未来から現在を見るという視点を持つことにより、意外な盲点(スコトーマ)に気が付いたり、新しい思考や行動や習慣を建設していきやすくなります。
しかもそれらは全て“自分が望むゴールに沿って”という前提なので、もしそれら可能になればハッピーになれるわけです。
つまりはまず“自分のゴール”の存在がありきなわけなので、まずはそのゴールを明確にして確認する必要があります。
ゴール設定をする目的は、そのゴールを達成するためという目的もありますが、それと同時に過去の延長線上に沿わない、今の自分には達成できそうもないゴールを立て、未来から現在を眺める形でその達成方法を考えることにより、今まで自分の視点からは外れた行動、習慣、思考を見つやすくし、またそれらの建設を促すという目的があります。
目標達成のプロセスや、ゴールを立てる必要性についてはこちらの記事もご覧ください。↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事にて解説してきたことを簡単におさらいしてみます。
- “いつも”うまくいかない”と感じる人生や人間関係を生み出しているのは、思考パターンである
- その思考パターンの裏にあるのは、“傷ついて空いた心の穴”
- それらの事柄を認識として理解する
それらのことが分かったら、原因解消のためのワークを行っていく。
- 内省力を高める
- アイデンティティを確立する
- 未来側から現在を見る視点を持つ
ちなみにこれらのワークには、順番も優先順位も完成もありません。
全て相互的に高め合い、生涯かけて鍛えて使っていくものです。
このワークを行う理由は、「いつもうまくいかない」と感じる人生、人間関係を好転させハッピーになること、そして最終的に目指すところは人間が根源的に持つ欲求である“自己実現”を達成していくことです。
マズローの5段階欲求説でいうところの、ピラミッドの頂点部分です。
そして人生や人間関係を好転させるに最重要なマインドは、“主人公マインド”です。
そのためには自分で人生のいかなる結果にも自分で責任を持つ覚悟を決める必要があります。
従って、被害者的マインド、依存的マインドは捨て去ってしまう必要があります。
なぜならそれらは、自分の過去に起こったこと、他人、周囲の環境に自分の人生の主導権を握られているということに他ならないからです。
“自分がこの人生の主人である”という感覚を持つこと=“自分の人生の主導権を握る”
ということです。
是非、あなたも自身の主人公マインドを持つことで人生の主導権をあなた自身で握り、“いつもうまくいかない”と感じる「人生」・「人間関係」にサヨナラを告げ、自身の望む理想のハッピーな未来と世界を開拓していきましょう、
今後、関連記事をたくさんアップしていきますので、今回の記事の内容をしっかり腑に落とし、ワークを実践して頂ければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。